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公民連携事業ケーススタディブック 2022 Vol.4

「はじめの一歩」と
「有機的ネットワーク」

vol.4のテーマは「はじめの一歩」と「有機的ネットワーク」

 人口減少社会に入り、局面が変わった我が子国おいて、今までの一般解では、到底多くの問題を解決することはできません。

 これからのまちづくりは特殊解の連続であり、その特殊解は希少性のかけ合わせでしかありません。

 そして、公民連携事業では、民だけでなく、公にも希少性が求められます。

 “あなた”でなければならない希少性を持ち合わせていることが重要です。ケーススタディブックVol.4では、その希少性にも注目しています。

 

 動きをみせた事業には、必ず誰かのはじめの一歩があり、そのはじめの一歩が周囲に影響を及ぼし、地域にネットワークが築かれ、そして“あなた”がいたからこそ、まちづくりが生まれていきます。

 全国各地のプロジェクトがどのように生まれ、成長し、まちを変えていったのか、そのプロセスを一緒に紐解きましょう。

公民連携事業ケーススタディブック 2022 Vol.4

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目次
01 NPO法人自治経営

02 特集「はじめの一歩」と「有機的ネットワーク」を探る座談会
02‐01 宮崎市
02‐02 盛岡市
02-03 奈良県
02-04 団地再生
02-05 奈良県

03 case study/ケーススタディ
03-01 【PPP】
 盛岡市/人と地域の魅力をつなぐ結節点「Local Hub」- 盛岡バスセンター -
 盛岡市/Park-PFIによる地域内経済循環の実現へ - KIPPUSHIプロジェクト -
 津山市/コンセッション方式の町屋再生事業 - 旧苅田家付属町屋群 -
 津山市/民間提案制度による負の遺産の変容 - 旧幼稚園リノベーション事業 -
 津山市/公共施設をPPPで稼ぐ装置へ転換 - グラスハウス利活用事業 -
03-02 【都市経営戦略】
 花巻市/花巻リノベーションまちづくり構想策定の舞台裏
 草加市/第二章のはじまり - そうかリノベーションまちづくり -
 下妻市/新しい下妻ぐらし - 下妻市公民連携まちづくり構想 砂沼戦略 -
 岡崎市/QURUWA戦略と家守・地域自治会によるエリアマネジメント
03-03 【民間事業】
 熱海市/熱海ではたらく人が有機的につながる場 - CLUB HUBlic -
 柏崎市/民間がつくる公園 - ハコニワ -
 焼津市/はじめる人、つくる人を支える - PLAY BALL CAFE -
 岩沼市/岩沼市館下エリアリノベーション 点から面への展開
 大阪市北区/小さくまちを更新する - ツキイチ屋台と多忙飯店 -
 佐倉市/女性のはじめの一歩を応援する - シェアアトリエふわいえ -
 仙台市/穀町~邸・亭・庭~ - 公務員の次世代型いえづくりの提案・実践 -
03-04 【マルシェ】
 花巻市/都市と農村の豊かさをつなぐ - こもれび朝市 -
 焼津市/なつかしくてあたらしい、やいづの暮らし - 栄町マルシェ -
 福知山市/定期市とテストキッチンから広がる起業コミュニティ
 松江市/水辺利活用社会実験 - ヒトツソラノシタ -
 甲府市/まちなか広場の社会実験 - Adventure in Kofu Sclamble Park -
 金沢市/責任と意欲あるプレイヤーが自発的に公共空間を活用 - マチノバ・カナザワ -
03-05 【その他】
 紫波町/紫波東こどもの家 公共施設の新しい建設のあり方
 津山市/全国初の実験 - 学校断熱ワークショップ -
 焼津市/ターントクルこども館と駅前通り商店街
 明日香村/明日香村の「風景資本」活用に向けた棚田キャンププロジェクト
 南あわじ市/地元産小麦粉を使った手延べそうめんづくり

04 座談会
04-01 FM×断熱による都市経営に挑む
04-02 希少性を持つ非凡人公務員の座談会 -CSB出版委員会-
04-03 NPO法人自治経営 発足の裏側に迫る
04-04 NPO法人自治経営のビジョンとこれから

05 コラム(NPO法人自治経営メンバー)

06 都市経営プロフェッショナルスクール

07 編集班長の独り言/公民連携事業ケーススタディブック出版委員会 編集班長 榊田大輔

特集

宮崎、盛岡、奈良、神奈川、大阪(大東)の5都市を訪問し、公民連携事業・まちづくりの実践者に、直接現場での苦労や工夫について取材することで、各事業の「はじめの一歩」と「有機的ネットワーク」に迫っています。

宮崎市 青島ビーチパーク

ー非日常を日常へー   青島ビーチパーク・青島ビーチヴィレッジ

全国初!キャンプ場運営へのコンセッション方式導入までの道のり 

 

など

盛岡市 官民連携事業

木伏緑地や盛岡市動物園、中央公園、バスセンターなど数々の官民連携事業を展開している盛岡市

同時多発的にドライブしていく盛岡の公民連携事業の裏側に迫る

 

など

​奈良 公務員ネットワーク

奈良県内に拡がる有機的ネットワーク その第一歩とは

「自然派ワイン」のようなナチュラルなネットワークづくり

など

​神奈川県住宅供給公社の団地再生

神奈川県住宅供給公社が手がけるエリアマネジメント

団地の健康づくりのハブ機能「まちの保健室」に迫る

など

​大東市 morinekiプロジェクト

北条まちづくりプロジェクトのその後ー 立ちはだる壁とその突破方法に迫る

大東市公民連携事業のこれから― morineki と新始動の教育事業について

など

ケーススタディ

 公民連携・まちづくりの現場で実践を行う本人が筆をとり、現場での苦労や工夫をまとめています。他のまちづくり事例集との大きな違いです。

 事業規模の大小にとらわれず、公民連携事業から​パブリックマインドを持った公務員・民間人のまちにインパクトを与える様々なチャレンジの「今」を掲載しています。

バックナンバーはこちら

公民連携事業ケーススタディブック2019 vol.03

特集は「人とプロセス」。
各地のプロジェクトが動き出すときにどのように人が動き、繋がり、どのようなプロセスをたどって課題を乗り越え今へ向かっていったのか。
「今」を眺めただけでは分からない、当事者のみが知る臨場感と緊迫感、そして示唆に富んだ証言の数々を仙台市・岡崎市・大東市・熱海市・草加市の5地域にフォーカスしてお届けする。

公民連携事業ケーススタディブック2018 vol.02

NPO法人自治経営の前身である任意団体の公民連携事業研究センターで2018年9月に出版された「公民連携ケーススタディブックVol.2」
既存の国主導、官主導の制度に悪戦苦闘しつつ、都市経営課題解決のために全国各地で事業展開している、苦悩に悩む実践者による生の事例を
収集しています。

公民連携事業ケーススタディブック2017 vol.01

NPO法人自治経営の前身である任意団体の公民連携事業研究センターで2017年に出版された「公民連携ケーススタディブックVol.1」。2015 年 7 月にスタートした「公民連携プロフェッショナルスクール」。このスクールの修了生の有志が中心となり、本業の傍ら時間を割いて編集した事例集です。

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