【大工】×クリエイティブ
大型コンポストづくりに挑戦!

〇開催日時 2022.9.23(sun) 11:00-17:00
〇プログラム内容
11:00 授業①:「大工のお仕事」ハブ工務店代表・大工 土生祐介氏
11:45 授業②:環境学習「生ごみが世界を変える?!」
仙台市役所環境局 地球温暖化対策推進課 須藤達哉氏
12:00 ワークショップ「コンポスト」づくり
12:30 昼食・休憩
13:00 ワークショップ再開
17:00 終了
〇会場 Tateshita Common (宮城県岩沼市)


ー 築60年の古民家で大工さんの授業 ー
今回は、小学校2年生から中学校2年生までの11名の子どもたちが参加してくれました!
最初に、大工である土生さんの授業からスタート。どうして大工さんになったの?大工ってそもそも何する人?大工さんは何歳くらいの人が多い?どんな道具があるのか?など、授業は進みます。
「大工さんになる若い人がいないため、これからの家づくりが大変!」という話は、子どもたちも神妙な面持ちで聞いていました。
普段、使っている道具を披露!参加した子どもたちは、あまり普段見たことのない道具箱に興味津々!
子どもたちは積極的に反応し、大工の土生さんに聞かれた質問にどんどん答えます。大人の方が、知らないことが多く、スタッフや見学していた保護者のみなさんも「なるほど!」とうなずく場面も!

ー 環境学習「生ごみが世界を変える?!」 ー
NPO法人自治経営のメンバーでもあり、仙台市役所環境局地球温暖化対策推進課の須藤さんより、今回挑戦するコンポストについての環境に関する授業をしていただきました!
どんな種類のゴミが多いのか、なぜコンポストが大事なのか?!というお話。
地球環境やゴミの問題について、クイズ形式で授業が進むと、積極的に子どもたちから発言があがります。
自分の考えたこと、思ったことを発信する力を、発揮していました!

ー 実践!大型コンポストづくり ー
いよいよ実践編!ということで、コンポストをイチから作っていきます。実際の木材や大工道具を手にして、子どもたちのテンションもさらにアップ!
今回挑戦するコンポストは、岩沼市の設計事務所 L・P・D architect office の全面協力のもと作成!コンポストの設計デザインをしていただきました!


初めて手にする電動ドリルも、慣れてくると一人でドンドン使いこなして、手際が良くなっていきます!
くぎ打ちも、集中してトンカチを使います!子どもたち全員が一斉にくぎ打ちできない場面もありましたが、そういうときには「頑張れー!」と応援係になったり、くぎを渡す係になったり、休憩を促す係になったりと自分の役割を主体的に見つけて行動する子どもたちの姿が印象的でした!



半日に及ぶ大工仕事で、大型コンポストが完成!
このコンポストは、コミュニティコンポストとして、このエリアに住むアパートの住人達のコンポストとして活躍します!
「楽しかった!」「またやりたい!」という子どもたちの声が飛び交いました。
子どもたちの中には、「自分は大工さんになる!」と言って、「高校を卒業したらウチの工務店に来ないか?」と大工の土生さんにスカウトされていました。
プロの大工仕事を目の前で見て聞いて学び、自分も実際にやってみて、一つの物を作り上げる、ものづくりの体験ができました。
参加してくれた子どもたち、ボランティアで参加してくれた高校生と大学生の方々、一日ありがとうございました!
